美容医療に関する素朴な疑問、Dr.丸山がズバリ回答します!

美容医療に関する素朴な疑問、Dr.丸山がズバリ回答します!

気軽に学べる「美容医療」 公開日: 最終更新:

初めてでも安心! 今さら聞けない美容医療のアレコレ
マスク生活が当たり前となった今、ダウンタイムを隠しやすくなったこともあり美容整形はもはや当たり前のケアとして広まりつつあります。だからこそ「今さらこんなコト聞けない!」、「どの情報を信じたら良いの?」と戸惑っている人も多いはず。ビギナーはもちろん、経験済みの人でも意外と抱きがちな素朴な疑問に、銀座マイアミ美容外科の丸山院長がズバッと回答します!

マスクが手放せない日が続いたことで、これまでなかった肌トラブルやたるみ、シワなどに悩み、効果が分かりやすい美容医療を検討する人が増えています。逆に、常にマスク姿でいることが当たり前の今だからこそ、ダウンタイムを隠しやすい!と美容整形にチャレンジする人も。
インターネットにはあらゆる情報や口コミがあふれていますが、中には間違った情報もあるので注意しましょう。今回は、美容医療を検討している人が抱きがちな疑問について医師目線で解説していきます。

美容医療とエステサロン、何が違うの? ハイフやIPLってどちらにもあるけれど……。

A.    医師が在籍して医療行為まで踏み込めるのが美容医療、医療資格を持つ人がいないのがエステサロン。同じ仕組みのマシンを使っても効果は全く違います。
一見当たり前の回答ですが、同じような名前のメニューが増えてきたこともあり、案外2者の違いを理解していない人が多いような気がします。

美肌や引き締め効果が期待できるハイフや、肌悩みを改善するフォトフェイシャルや半永久的脱毛に使用されるIPLなど、クリニックとエステサロン、どちらにも普及しているマシンは数多くあります。最近では家庭用に改良されたマシンを販売しているメーカーもありますね。でも、それらのマシンをどこで使うかによって効果は全く変わってきます。

というのも、医師が在籍する美容医療(クリニック)では万が一の際も医療対応できることからマシンの出力を極限まで高めて使用することができます。例えばIPL脱毛の場合は、レーザーの出力が高ければ高いほど毛根に与えるダメージが強くなり、脱毛効果も高くなりますが、同時に火傷などのトラブルのリスクも大きくなります。それを医学的知識と経験によって、トラブルやダウンタイムは最小限にしつつ効果を最大限に高める、すなわち出力を高めることができるのです。
一方エステサロンの場合はトラブルの際に即対応することができませんから、多くの人が何ごともないであろう程度の出力に抑えて施術します。ですから同じ仕組みの脱毛であっても、より回数を多く通わなくてはいけなかったり、効果が長続きしないのです。
ハイフやキャビテーションなども同様で、エステサロンで一時的に効果があるように見えても、それは単にむくみが取れただけ……ということもあります。クリニックであればマシンを使用するだけでなく、外科治療(脂肪吸引・骨切りなど)や投薬治療を行なうこともできます。1回あたりのコストはエステサロンの方が安く思えますが、長期的なコストパフォーマンスで見るとクリニックの方が優れていると言えるでしょう。

Q. 美容整形のトレンドを教えて!

A. 鼻周りなどダウンタイムが目立ちやすい施術を選ぶ人が増えているかも。
とは言え、どんな手術が大流行しているということではなく、大まかに言えば「自然にきれいになれる」施術がスタンダードになってきています。一昔前は「せっかく大金を払うのだから」とガッツリ別人になるような手術を望まれる方もいらっしゃいましたが、今はかなり少なくなりました。あまりに一度で変わってしまうと「いかにも整形顔」と思われてしまい、敬遠されているのかもしれませんね。人形のような顔立ちになりたいといらっしゃる方もいるのでまったくゼロではないものの、私たちとしても多くの場合、不自然ではない程度の施術をおすすめしています。

あえて最近人気の施術をあげるとするならば、皮膚科ではハイドロフェイシャルとハイフ、外科ではダウンタイムが気になり踏み込めなかった大きめの手術、すなわち鼻や輪郭形成などでしょうか。
また以前から美容医療に親しまれている方の中には、コロナ禍で韓国へ整形旅行することが難しくなり、国内で受け始めたという方もいらっしゃいます。その結果、コミュニケーションやイメージの共有の容易さ、技術の高さ、アフターケアの安心感などから「やはり国内で施術する方が良い!」とおっしゃられる方も少なくありません。

それと似た傾向として、従来は「有名なクリニック・著名な先生なら安心」と思われていたのが、今はどの患者様も事前によく調べてから来院されるため、どんな資格(専門医、所属学会など)を持っているか、どんな施術が得意かといったことに注目されています。銀座マイアミ美容外科の医師も全員が形成外科専門医を持っていますが、有資格かつ経験豊富であることが一般的な広告宣伝以上の効果をもたらしているように実感しています。

Q. どんなお悩みで来院する人が多いですか?

A. 顔ならば「シミ・ほくろ・あざ」、「シワ・たるみ」、「にきび・にきび痕」。
身体では「体毛」「ウエスト」「脚」に悩む人が多いです。
当たり前のような結果ですが、やはり悩む部分が悪目立ちしやすい、目につきやすいものほど皆さん悩まれますよね。脱毛はエステサロンで施術済みの方も多いですが、比較的年齢の高い方ですと、若い頃のエステサロンの金額と今のクリニックの価格が同じで驚かれる方もいらっしゃいます。
悩みは千差万別、解決法もそれぞれですから、私たち医師はお一人おひとりの体質等に向き合いながら、ベストな方法をご提案します。

Q. 美容整形を見当するときは何から始めたらいいですか?

A. ①自分の悩みの優先順位 ②治療の予算 ③どれくらいの期間休めるか、この3点をしっかり決めてから相談しましょう。
ここであげた3点がぶれている方は、ついつい営業トークに乗せられ不必要な施術も洗濯してしまったり、日常生活に影響が出る方法を選んで後悔することにつながりかねません。
その上で信頼できる医師やクリニックの選び方は、当クリニックのサイトも参考にされてみてください。
さらに、日本形成外科学会に所属されている、つまり厚生労働省(国)が認定している医師を選ぶことが大切です。それだけの知識と経験をしっかり積んだ証しなので、人体のあらゆる部位を知り尽くし、対処法も詳しいのです。

先生をピックアップしたら、カウンセリングなどで以下の点を確認してみましょう。
① 悩みに対する施術の方法をすべて、それぞれのメリット・デメリット、金額を教えてもらえるかどうか。金額は施術以外の金額も明確に教えてもらえるかどうか。
② 先生の責任の所在がはっきりしているクリニックかどうか。経営母体が医師(医療法人)でない団体等は注意。リスクゼロの施術というのは無く、何かあった際に責任の所在がはっきりしていると安心。
③ キャンセルしたい場合の注意事項や決まりについて、しっかり教えてもらえるか。
とくに②は、医師自身のプロフィールや施術例をチェックしていても、意外と責任所在地まで考慮していない方が多いようなので注意が必要です。当院ではチーム医療を目指しているため、トラブルでも予想外に良かった施術法でも、何かあればチーム全員で共有やカンファレンスに出して議論する場を作っていますし、そのために風通しを良くしようともしています。
失敗しないための受診チェックシート
美容外科を受信する前に情報を集め、以下についてまとめておくとスムーズです。
参考にしてみてください!

出展:32歳の悩める女子が美容外科医に聞いてみた
https://onl.bz/jrwh2Hz

まとめ
はじめは敷居が高いと思われがちな美容医療ですが、一度足を踏み入れると「リラックスして受診できた!」という喜びの声が多いのも事実。施術体験済みのナースも多いので、気になることや不安なことは尋ねてみるのも一案です。

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